1日何歩が正解?長生きに繋がるウォーキングの歩数目安

「健康のために1日1万歩!」という言葉、よく聞きますよね。
でも実は…「1万歩」に科学的な根拠はないってご存知でしたか?
今回は最新の研究データをもとに、本当に長生きに繋がる歩数の目安をご紹介します。
「1万歩」の由来は万歩計のキャッチコピーだった
「1日1万歩」という数字は、1960年代に日本で発売された歩数計(万歩計)の商品名・宣伝文句が起源とされています。医学的な研究から生まれた数字ではありませんでした。
それが長年にわたって広まり、いつの間にか「健康の基準」として定着してしまったのです。
最新研究が示す「本当の目安」
7,000〜8,000歩で死亡リスクが大幅低下
2021年にアメリカの医学誌『JAMA Network Open』に掲載された研究では、中高年(平均56歳)約2,000人を10年以上追跡調査した結果、1日約7,000歩を歩いていたグループは、4,000歩未満のグループと比べて死亡リスクが約50〜70%低かったと報告されています。
出典:Paluch AE, et al. "Daily steps and all-cause mortality: a meta-analysis of 15 international cohorts." JAMA Network Open. 2022.
高齢女性は4,400歩から効果あり
ハーバード大学の研究(2019年)では、平均72歳の高齢女性を対象にした調査で、1日4,400歩歩くグループは2,700歩のグループより死亡率が41%低いという結果が出ました。さらに歩数が増えるにつれて死亡率は下がり、7,500歩付近でその効果が頭打ちになることも示されています。
出典:Lee I-Min, et al. "Association of Step Volume and Intensity With All-Cause Mortality in Older Women." JAMA Internal Medicine. 2019.
WHOのガイドラインでは「歩数」より「時間」
世界保健機関(WHO)は、成人に対して「中強度の有酸素運動を週150〜300分」を推奨しています。これをウォーキングに換算すると、1日20〜45分程度の早歩きが目安です。
出典:World Health Organization. "WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour." 2020.
年代別の歩数目安
| 年代 | 推奨歩数の目安 |
|---|---|
| 20〜40代 | 8,000〜10,000歩 |
| 50〜60代 | 7,000〜8,000歩 |
| 70代以上 | 5,000〜7,000歩 |
※ 上記はあくまで目安です。体調や持病によって適切な運動量は異なります。
歩数より大切なこと
研究者たちが口をそろえて言うのが「歩数より継続」ということ。
たまに1万歩歩くより、毎日5,000歩を続けるほうが体への好影響が大きいとされています。
また、ただゆっくり歩くより少し速めのペースで歩く(息が少し上がるくらい)と、心肺機能への効果がぐっと高まります。
まとめ
- 「1日1万歩」は科学的根拠のないキャッチコピーが起源
- 最新研究では 7,000〜8,000歩 で十分な健康効果が期待できる
- 高齢の方は 4,000〜5,000歩 から始めても効果あり
- 大切なのは毎日続けることと適度なペース
無理に1万歩を目指さなくても大丈夫! まずは今より少し多く歩くことから始めてみてください。
続けやすいウォーキングのコツや、正しい歩き方についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
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この記事を書いたのは
コア(Koa)
体幹トレーニングをきっかけにウェルネスにハマった公式キャラクター。毎日の習慣を楽しく続けるヒントをお届けします。








